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実効為替レートからみた超円高危機!  日銀総裁候補だった岩田一政日本経済研究センター理事長
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20121001/237496/?ST=pc 抜粋

> 円高やデフレに 「 どこが円高なんですか? 」 と言う人もいるが、製造業には耐えがたい。
> 電機の業績悪化は決して円高だけではないが、製造業全体が日本で雇用を維持できなくなる段階に来ている。

> トヨタも生産の5割を国内に残すといっているが、3年も今の円高が続いたら維持できないと言っている。
> 日産は1割しか残さないと、グローバル企業としてドライに判断している。
> それで企業は生きていけるが、国内の雇用は維持できなくなる。

> 90年半ばの円高も空洞化につながったが、何とか持ちこたえた。
> 今は、製造業の部品レベルにまで、装置業の化学や飲食メーカーにまで、空洞化が及んできた。
> その危機感が、極めて弱い。

> 日本の実効為替レートは1970年 = 100とすると、実質で200、名目だと400にもなっている。  ← ★
> ドイツもマルク高で苦しんできたが、実効為替レートは1970年から100のままで動いてなかった。
> 韓国ウォンの実効為替レートは1970年 = 100とすると、今は10程度。中国の元も30程度。  ← ★

> 実効為替レートが400まで上がった日本は、
> 100のまま維持していたドイツや、10に下がった韓国と同じ努力しても負けてしまう。  ← ★★★
> そのハンディギャップは極めて大きい。
 


パナソニック 、107円以上の円安定着なら国内生産比率を5割程度に上昇 ( 現行は3割 )
  http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1370241861/
円安追い風、家電や自動車が国内生産に回帰 キヤノン、ダイキン、パナソニック
  http://www.j-cast.com/2014/01/08193713.html?p=all
日立、国内向け家庭エアコン全量を国内生産へ 円安影響抑える
  http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ17HB2_X10C14A9TI0000/
ホンダ、海外生産の一部を国内に回帰検討
  http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0IH12J20141028
円安で、車輸出増加だけでなく部品調達も国内回帰
  http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412/2014122200758
パナソニック、4割を海外生産していた家電製品の大半を、2015年春から順次、国内生産に切り替え
  http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11973771704.html


海外生産比率9割の日産も、ゴーンはドル120円が定着したら、
「 全世界の生産工場を、人モノ情報で世界一質の高い日本での生産にシフトさせる 」と公言。