0001みつを ★
2017/11/12(日) 08:22:21.99ID:CAP_USER911月12日 4時46分
日本や中国など16か国が参加するRCEP=東アジア地域包括的経済連携の閣僚会合が12日、フィリピンの首都マニラで開かれます。RCEP交渉は年内に「重要な成果」の達成を目指すとしていて、今回の閣僚会合でどこまで進展が図れるかが焦点になります。
RCEPは、日本や中国、インド、それに、ASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国など合わせて16か国が参加する大型の経済連携協定で、12日はフィリピンの首都マニラで閣僚会合が開かれ、日本からは世耕経済産業大臣が参加します。
これまでの交渉では、関税撤廃の割合など自由化のレベルをめぐって、高い水準を目指す日本やオーストラリアなどと、自国の産業の保護を優先する中国やインドなどとの間で意見の隔たりが埋まっていません。このため、今回の会合では、「物品の関税」や「知的財産」など、各分野の中で重点的に交渉する項目に絞って議論される見通しです。
またASEAN各国は、創設50周年に当たることし中に交渉を大きく進展させたいとしていて、9月のRCEPの閣僚会合では「年内に重要な成果を達成する」という方針が打ち出されています。
このため今回のRCEPの閣僚会合は、14日に開かれる首脳会議に向けて、自由化の水準をめぐる各国の主張の隔たりを埋め、どこまで交渉の進展が図れるかが焦点になります。