小池は他人を敵に仕立てて、自分がそれに向かって果敢に戦うという
イメージで人気を博してここまで来た。しかし、希望の党は身内であるため
敵と戦うとのイメージは作れない。しかも、希望の党の国会議員は複数である。
彼らを敵と戦うイメージは作りにくい。残された方法は、とにかく希望の党の
国会議員に小池神輿を担いで貰う。そして、安倍首相が悪者であるとの烙印を
押す。そして、これを成敗すると宣言する。しかし、衆議院選挙は暫くない。
その前に東京オリパラを成功させないことにはどうにもならない。玉木は、小池
なしでも党をまとめるだろう。オリンピックで東京都と国が争う事態になったとき、
玉木が小池から離れるか小池に付くかで希望の党の消長は決まる。