麺類を音を立ててすすって食べてもよいというのは、たぶん江戸の蕎麦文化から来た話だと思う。
細い蕎麦に温かい汁をかけた”かけそば”なんか、のんびり食ってたら伸びてしまうからな。
だから、さっさとすすって食べてよいこととなった。
どうせそのころのそば屋なんか、屋台ばっかだろ。
客の少ない屋台の蕎麦屋で、客がすすろうが何だろうが、かまやあしないよ。
しかしそのやり方を冷たい蕎麦や、他の麺類にまで適用するのはやはりおかしい。
人口密集地ではそれなりのマナーが発展してしかるべきだろ。
ましてやラーメン一杯で800円900円取るって言う時代だろ。
一杯16文で、かけそばすすっていた時代とは訳が違うんだ。