あれえ? なんか話、違くね? 日本人の死生観って、
死んだら誰でも仏様だから敬意を払うし、生前の行動がどれだけアレでも
せいぜい眉をひそめてスルーするぐらいの高貴な精神性が売りじゃなかったの?
それが靖国参拝の精神的背景なんだよネ? 安倍が靖国参拝したときは
中韓の批難に対して確かにそう言い繕ってたよね。

それなのに、なんでここのひとたち(日本人だよね?)は、まだ埋めてもいない墓に
蹴りでも入れる勢いでこの元過激派闘士の死をうかれ喜びはしゃいじゃってるのう?
靖国の英霊は顕彰され安らかな死後を得るべきだがアカ野郎は地獄に堕ちろ、
その論旨っていわゆる「ダブルスタンダード」になっちゃうんじゃないのう?

で。これってどういうことかを論理的に考えると、

  1.安倍の言い訳は完璧な嘘八百。靖国参拝は日本人の
    民族主義的軍事的野心を狂奔煽動するためだけの洗脳ドグマ。
  2.日本人は自国民の死者だけに敬意を払い、他国人の犠牲などは
    てんで眼中にない世界最低最悪のレイシスト民族。

この二つのどちらかになるよね、当たり前の理屈でいくと。このどっち? それとも両方?