【話題】JR北海道、自治体と深まる溝 路線維持困難公表1年
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JR北海道が「自社単独で維持困難」な13線区(区間)を公表して、18日で1年になる。沿線自治体との協議や意見交換は徐々に進んでいるが、石勝線夕張支線以外はバス転換や地元負担などに踏み込んだ具体的な議論に至っていない。深刻な経営難で待ったなしの抜本的な対策を迫られるJRと財政難に直面する自治体が、これからどんな方向に進むのか。着地点を見いだすのは、容易ではない。【まとめ・日下部元美】
◇「上下分離」すれ違う思惑
オホーツク圏活性化期成会の釧網線部会(会長・水谷洋一網走市長)は10月半ば、「四日市あすなろう鉄道」(三重県)と「京都丹後鉄道」(京都府・兵庫県)を視察した。
いずれも自治体や第三セクターが鉄道施設を保有し、民間が列車を運行する上下分離方式。京都丹後鉄道は、大手高速バス会社を傘下に持つウィラー(大阪市)の子会社が運営する。
東釧路と網走を結ぶ釧網線(全長166・2キロ)は、道東を南北に結ぶ唯一の鉄道。知床半島や釧路湿原など観光地へのアクセスとして利用され、トロッコ列車や蒸気機関車も運行される。半面、沿線人口は少なく日常的な利用客は限られる。
馬場隆斜里町長は「鉄路を残すため、さまざまな手法やできることを一つ一つ精査する必要がある。その場しのぎではなく、持続可能な負担について長期的な視点で考えなくてはならない」と話す。同部会は12月に開催するシンポジウムに、ウィラーの幹部を招くことも予定している。
「このままでは安全基準が維持できず、道内全域で鉄道運行が困難となる」。JRは昨年7月、沿線自治体に厳しい経営状況を伝え「地域の特性に応じた持続可能な交通体系のあり方を相談したい」と呼びかけた。そこで経費節減や値上げ、利用促進策と並んで選択肢に挙げられたのが上下分離方式だった。
網走市の担当者は「地元負担軽減のために現行制度で国の支援を受けられるのは、上下分離しかない。地域が具体策を示し、現行では足りない支援を国に求めていく必要がある」と説明する。
ただこの動きについて、別の路線沿線のある首長は「先走りしすぎではないか」と警戒する。
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その背景には、過疎化や高齢化が著しい各自治体の厳しい財政事情がある。
道が設立した有識者会議「鉄道ネットワーキングチーム」は1月の報告書で、自治体の事情を考慮して上下分離に否定的な見解を示した。現在も多くの自治体幹部が「経費負担についてはゼロベース」「鉄路の維持費負担には応じられない」と口をそろえる。
同じ釧網線でも釧路側の対応は大きく異なり、「JRと自治体の協議だけで打開策が見いだせるとは考えていない」(蝦名大也釧路市長)との方針。双方の合同部会設立は、年明け後になる見通しだ。
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「協議のスピードが遅すぎる」「地域に必要な交通でなく、どう残すかという議論となっている」。10月に開かれたJR北海道の第三者委員会「再生推進会議」終了後、島田修社長は委員から出た意見を読み上げた。
同じ月の定例会見では「上下分離による負担の議論に行く過程で、利用促進、経費節減の具体的な議論がある程度固まっていくことも大事だ」と強調。「丁寧に足しげく地域に通い、理解を得られる取り組みを進めたい」とした。
しかし、負担を恐れ足並みをそろえて国や道の動きに期待する地元と、まずは協議で結論を出すことが先とするJRとの間の溝は、埋まっていない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00000036-mai-soci
JR北海道が「単独で維持困難」とする釧網線の列車
http://amd.c.yimg.jp/amd/20171116-00000036-mai-000-1-view.jpg
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◇13線区の地域協議状況
<1>札沼線(北海道医療大学−新十津川)
4町長の意見交換会を5月下旬から5回開催。鉄道を使い町長がバスガイドをするツアーも実施。13日の会合で、JRに資料提出を求め各町がバス転換を含めた検討を始めると決める
<2>(9)根室線(滝川−富良野−新得)
根室本線対策協議会が5月にJRを交えた事務レベル検討会議の初会合。6月下旬にアンケート調査実施。調査結果や利用促進策などについて中間報告を発表
<3>留萌線(深川−留萌)
1月に北空知JR留萌本線問題対策会議が発足。JRを入れず、協議会も設立しないと表明。利用促進策などを検討中。JRは線区状況などを自治体に個別説明
<4>石勝線夕張支線(新夕張−夕張)
2016年8月に廃線(早ければ19年春)で夕張市とJRが合意。市は今年8月、1日10往復の代替バス運行の意向を示し、運行会社や路線を検討中。JRは市の要請で16年10月から社員1人を派遣
<5>日高線(鵡川−様似)
高波などによる被害で線路は不通。沿線自治体がデュアル・モード・ビークル(DMV)、バス・ラピッド・トランジット(BRT)、代替バスについて調査し、DMVやBRTは初期投資が50億円以上と判明
(6)(10)日高線(苫小牧−鵡川)/室蘭線(沼ノ端−岩見沢)
4月に南空知の沿線3市町長による会合。5月には東胆振の1市4町長らがJRに存続を求める要望書を提出。両会とも今後具体的な取り組みを検討
(7)宗谷線(名寄−稚内)
宗谷本線活性化推進協議会(幹事会)が4月、最も早くJRと協議入り。年内に経費節減策や利用促進策の方針をまとめる
(8)根室線(釧路−根室)
釧路地方総合開発促進期成会が4月に特別委員会・部会を設置。今月中に路線の必要性などをまとめる。根室地方総合開発期成会は5月に特別委員会を設置し、要請活動や利用促進策などを検討
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(11)釧網線(東釧路−網走)
釧路地方総合開発促進期成会が特別委員会を設置し、11月中に路線の必要性などを集約。オホーツク圏活性化期成会釧網線部会は京都丹後鉄道などを視察。両会の合同部会が18年度に具体的な方策をまとめる
(12)石北線(新旭川−網走)
オホーツク圏活性化期成会石北線部会と上川地方総合開発期成会が4月に合同会議。アンケートを実施し利用促進策を検討。道南いさりび鉄道、青い森鉄道視察も
(13)富良野線(富良野−旭川)
富良野線連絡会議がJRを交えた利用促進検討部会を5月に設置し実務者レベルで協議。11月に作業部会に変更し、観光対策、経費節減策などを検討
※白抜き数字はJRがバス転換などを
以上 JR北海道なんてイラネー
誰も鉄道を使わないんだから廃止しろ >多くの自治体幹部が「経費負担についてはゼロベース」「鉄路の維持費負担には応じられない」と口をそろえる
どうせ自治体の幹部なんて普段JR利用しないのに「路線無くなったら困る」って言ってるんだろ?
アホだな
もっと利用増やす努力するか財政負担しろよ もう全住民が大都市圏に集団移住して、
過疎地を放棄するしか道はなさそうだけどね。 鉄道路線や駅の無い自治体って
東京や神奈川の首都圏ですら存在するのに
なに贅沢言ってるの? >>8
それやると一気に中国人に買われてしまうからなぁ。
日本人に限り僻地に住んでる人には免税するとかして住まわせて老いた方がいい。 一度潰すなりして運営を再整理する必要があるんじゃないの
東と合併するなり新幹線と札幌都市圏の不動産は分離するとか >>9
自民主導の合併でやけに大きくなったり変な形になったりで自治体単位の議論は通用しなくなったよ 棄村したらしたで中国人や朝鮮人に土地買い占められてしまうからな
人口減少が始まる今後の日本国土をどう維持するか真剣に考える時に来ている >>18
東村山や綾瀬は元からないんだから自治体合併と関係ないじゃん 1:バスにする
2:札幌に移住
3:1人一台自家用車
さあ選べ 住民も自治体も協力しないのに路線は残せってふざけた奴らばかり 北海道は中国が土地買ってるからもうすぐ中国の物になるよ
中国から3億人ぐらい移住して鉄道や道路の整備も進むしね
日本政府は大助かりさ
アベノミクス大大大勝利!!! わたらせ渓谷鉄道も廃線予定だったけど、沿線住民が乗る努力してるし、車両の清掃なんかもボランティアでやってる
そうやって地域と会社が努力して維持してるのに、道民ってほんとにクズだな >>27
田舎の私立大学が蛇頭まがいのやり方で大量に中国人を合法入国させても
結局そいつらは東京に出てきてバイトしだすんだよ ガチ迷惑 >>30
ADRすれば良いのに 東洋高速はやったぜ? 鉄道は大量輸送用の設備なんだから少数しか使わないなら非経済的
マイクロバス移行は不可避として、残った鉄路や駅舎土地等をどう活かすかが問題だな 自治体でも金出さないってんならもう残す必要無いじゃん
さっさと廃線しろ 割とガチで苗穂がやらかして民事再生ADRで倒壊が持てばいい 高齢化、人口減少化が進む中で利用促進策なんてある訳がない。北海道に限らず全国のローカル線は皆同じ問題を抱えてる。税金を投入するとしてもそれは末期ガンの患者に延命措置するのと同じようなものだ。 雪が積もる冬季は鉄道の営業取りやめにすればコスト削減になるんじゃね。 > 網走市の担当者は「地元負担軽減のために現行制度で国の支援を受けられるのは、上下分離しかない。地域が具体策を示し、現行では足りない支援を国に求めていく必要がある」と説明
何で国の支援が前提なの?コジキだから?アカイカら?
ねえ、何で? >>38
昔の浜釧路駅が最初の釧路駅だからそれはない
今の駅舎はただ単に釧路と鳥取村の境目 >>22
そもそもが買い占め自体不可能な土地だらけ この問題は「北海道全体の経営」の問題
産業もなく人口も減り続けるエリアに投資は無く、当然の帰結として客のいない鉄道路線は廃線となる
北海道本島がこんな状態でどの面さげて北方四島返還を主張できるのか?
現状のままでは、もし返還されても国後・択捉の両島は完全無人島になるだけだ
この点はロシアから必ず突っ込まれる
北海道は農業の法人化推進と農地集約・行政単位の集約と市街地コンパクト化・観光資源への傾斜投資しか復活の道はない
JR北の赤字路線は是々非々で解決するしかなく、廃線&バス化以外の解決策はない
現在の北海道は生死の瀬戸際を彷徨っており、無能かつ官僚出身の女知事には勤まらない
大局的に将来像を描き、万難を排して方針を貫き、その場その場での決断力を有する非常の士が求められている ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています