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11月16日 20時33分

16日午前、千葉県浦安市のJR京葉線の高架橋からコンクリート片が落下し、信号待ちで停車していたバスに傷がつきました。けが人はいませんでした。

16日午前8時15分ごろ、千葉県浦安市鉄鋼通り2丁目のJR京葉線の高架橋の下を通る道路で、信号待ちをしていたバスの運転手から、「何かが落ちてきた」とJR東日本に連絡がありました。

JRが調べたところ、最も大きいもので、縦13センチ、横10センチ、厚さ1.5センチのコンクリート片など、合わせておよそ190グラム分がおよそ12メートル下の路上に落ちているのが確認されました。

バスは、周辺の集合住宅の住民向けに運行されているもので、屋根の部分に1か所、傷がつきましたが、乗客およそ40人にけがはありませんでした。

JRによりますと、この高架橋は昭和63年に完成し、ことし5月に行われた点検では異常は見つかりませんでしたが、16日、改めて調べたところ、コンクリートが剥がれた部分の鉄筋が腐食していたということです。

JRはこれ以上、周辺のコンクリートが落下することはないことを確認したということで、「大変、申し訳ありません。原因をしっかり究明し、再発防止に努めたい」と話しています。