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【11月16日 AFP】インドネシアで、排水管に希少な鳥125羽を押し込んで密輸しようとしていた男4人が逮捕された。当局が16日、発表した。

 大きな利益を生む野生生物の違法取引の取り締まりの一環で発見されたのは、絶滅が危惧されているタイハクオウム41羽と、オオハナインコ84羽。短く切ったプラスチック製の排水管に1羽ずつ押し込まれており、管の両端は針金でふさがれていた。

 警察によると、4か所で別々に逮捕された男らは、野生生物の密輸ネットワークに属していたとみられる。有罪が確定すれば、最高で禁錮5年、さらに罰金1億ルピア(約80万円)の罰金が科される。

 希少な鳥類は概して組織的に密猟・取引され、ステータスシンボルのため、またはペットにするため売買される。

 タイハクオウムは同国の辺境地帯、北マルク(North Maluku)州原産で、国際自然保護連合(IUCN)によって「絶滅危機」に分類されている。(c)AFP

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