独ブランデンブルク門でバス倒立…反戦呼びかけ
11/20(月) 11:15配信
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ブランデンブルク門の前に垂直に立てられた3台のバス(19日、ベルリンで)=井口馨撮影

 【ベルリン=井口馨】ベルリン屈指の観光名所、ブランデンブルク門のそばに、「反戦、反テロ」を呼びかけるため、バス(長さ約12メートル)3台を垂直に立てたオブジェが登場し、観光客を驚かせている。

 このオブジェは、シリア出身の芸術家マナフ・ハルボウニさんが「戦争やテロに反対する意思」を示すために制作した。
シリア内戦の激戦地、北部アレッポで市民がバスを盾の代わりに使って、飛び交う銃弾を避けた光景を再現した。
今年2月にはドイツ東部ドレスデンの広場でも展示され、反イスラム団体などから妨害行為も受けたという。