>>897 八百長騒動の時の記事抜粋

昭和の名大関・初代貴ノ花(元二子山親方=享年55)の息子として入門前から注目を浴びて角界入りした貴乃花親方について
元力士はこう話す。

貴乃花の父、二子山親方は八百長に厳しい人で、部屋には
“汚いことをしないで正直に相撲道を歩んでください”
という貼り紙がされたこともありました。
貴乃花親方や部屋の力士たちはその教えを忠実に守り、真っ向勝負に徹してきました。

もちろん先輩の八百長力士はそんな彼の姿勢が気にくわない。
だから若いころの貴乃花は立ち合いで張り手ばかりくらっていましたよ。
容赦なく全力で顔をはたかれるんですから、張り手はみんな嫌がるんです。
しかし貴乃花は文句ひとついわず、黙々と耐えていましたね。
貴乃花は八百長に引き込まれないように他の部屋の力士との交流は控え、支度部屋で口をきくこともほとんどありませんでした