小学6年女児自殺 学校はいじめの存在も視野に調査
11月21日 7時53分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171121/k10011230201000.html

今月17日、埼玉県鶴ヶ島市で小学6年生の女子児童が自殺したとされる問題で、児童が通っていた小学校の校長が20日夜、取材に応じ、いじめが行われていたことも視野に調査を進めていることを明らかにしました。
今月17日、鶴ヶ島市の住宅の敷地内で、この家に住む小学6年生の女子児童が血を流して死亡しているのが見つかり、警察は児童の携帯電話に自殺をほのめかす内容が残されていたことなどから、自宅の2階から飛び降りて自殺したと見ています。

女子児童が通っていた小学校では20日夜、臨時の保護者会が開かれ、黙とうがささげられたあと、学校側が子どもたちの心と体のケアに努めていることなどを説明したということです。

このあと、小学校の校長が取材に応じ、担任の教諭に聞き取り調査を行っているほか、20日、4年生以上の児童を対象にいじめがあったかどうかのアンケート調査を行ったことを明らかにしました。

そして、「いろいろな情報があるので、いじめのことも視野に入れて事実関係を調査している」と述べて、いじめが行われていたことも視野に調査を進めていることを明らかにしました。

小学校では今後、アンケート結果などを基に、必要があれば子どもたちからも話を聞くなどして、女子児童が死亡した理由について調査を進める方針です。