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(リンク先に動画ニュースあり)

11月22日 17時43分

超高齢社会の中で、AI=人工知能などの最新技術を駆使して、高齢者の暮らしをサポートするマンションが横浜市に建設され、22日公開されました。

横浜市住宅供給公社が市内に建設したこのマンションは通信大手のソフトバンクやネット通販大手のアマゾンなどが参加し、199戸すべてにAI=人工知能を取り入れた最新技術を備えています。

各部屋には、AIスピーカーが設置され、声で指示することで照明やエアコンなどの家電の操作ができます。また、人工知能が1秒ごとに電力の使用状況のデータを蓄積して分析し、炊飯器や洗濯機が使われているかなど、入居している人の生活をきめ細かく把握します。

この情報は、スマートフォンのアプリを通じて離れて暮らす家族にも届けられ、入居しているお年寄りの生活を見守り異変をキャッチできるということです。さらに、AIスピーカーが電気料金などを知らせてくれるほか、今後は就寝時間なども分析して健康管理のサポートもできるようになるということです。

横浜市住宅供給公社の今村美幸主事は「高齢社会が進んでも人工知能を活用することで快適で健康な生活を送ってほしい」と話しています。

マンションはすでにほとんどが分譲されていて、来年1月から入居が始まるということです。

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