https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171123-00000092-san-soci

神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件で、
白石隆浩容疑者が、事件前に田村愛子さんとツイッターなどのSNS
(会員制交流サイト)を通じて100回以上やりとりしていたことが22日、
捜査関係者への取材で分かった。警視庁高尾署捜査本部は、
白石容疑者が田村さんを安心させた上で何度も誘い出していたとみて、
他の被害者とのやりとりも調べている。捜査本部は同日、白石容疑者を送検した。

また、白石容疑者が被害者を箱に座らせて首をつるす殺害方法について、
「事前にインターネットなどで調べた」などと供述していたことも判明。
白石容疑者は9人全員を同じ方法で殺害したとみられ、「一番確実に殺害できると思った」
とも話しているという。

捜査関係者によると、白石容疑者の携帯電話を解析した結果、9月20日に
田村さんが「死にたい」などとツイッターに書き込んでから、10月23日の殺害当日までに、
ツイッターなどのSNS上で100回以上やりとりした形跡があった。田村さんは死ぬことを
躊躇(ちゅうちょ)して返信が遅れることがあったが、白石容疑者は首つりの
具体的な方法などを説明し、23日に会う約束をしていた。

白石容疑者はツイッターに開設した「首吊(つ)り士」のアカウントで、首つりに関する
豊富な知識を披露。自殺願望を書き込むなどしていた被害者に接触していたとみられている。