>>841
 日本人は「なぜ」という論理思考に弱く情緒的で原因の本質を追究せずに途中で思考停止に陥ってしまうといわれる。
たとえば護憲論にしても、日本は侵略戦争を起こして負けた、戦争は悲惨だ、戦争をしてはいけない。だから戦後の平和憲法を守るという論理展開になる。単純明快だが、なぜ侵略戦争が起きたのかという発想がない。     

 常識的論理パターンで考えれば、なぜ戦争が起きたのか、政治・経済・軍事・文化全般について、その背景、遠因・近因、直接・間接原因、外部別内部別原因などの各視点から追及検証する必要がある。その総括結果から戦争防止の具体的方策を考えるのが筋である。