祇園小唄「舞妓として必須」京都で歌碑に献花
2017年11月24日 09時08分配信
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京都の四季の風情や舞妓の心情を詠み、花街で親しまれ続ける歌舞曲をたたえる祇園小唄祭が23日、京都市東山区の円山公園で行われた。
舞妓が「月はおぼろに東山」で始まる歌詞を朗読し、歌碑に献花した。
 祇園小唄は、作家の長田幹彦(1887〜1964年)が、昭和初期に祇園のお茶屋「吉うた」で作詞し、映画の主題歌になった。
歌碑が1961年11月23日に建立されたことにちなみ、京都伝統伎芸振興財団と京都花街組合連合会がこの日に催している。

 式典の後、祇園甲部の市晴さんと豆純さんが、観光客たちに歌詞カードを配り、情緒あふれる小唄の魅力を伝えていた。
市晴さんは「舞妓として必須といえる大切な小唄。感謝の思いで献花しました」と話していた。

祇園小唄の歌碑に献花する舞妓たち(京都市東山区・円山公園)
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