シートベルト警告音止める部品販売、不正改造幇助で立件
2017年11月24日23時35分
http://www.asahi.com/sp/articles/ASKCS771QKCSUDCB027.html?iref=sp_new_news_list_n

 車のシートベルトをしなくても警告音が鳴らないようにする部品「シートベルト警告音キャンセラー」を販売して車の不正改造を手助けしたとして、
千葉県警は24日、神戸市の男2人=商標法違反容疑で逮捕=を道路運送車両法違反の幇助(ほうじょ)容疑で追送検した。
捜査関係者への取材で分かった。シートベルト警告音を止める部品販売を不正改造の幇助として立件するのは、全国で初めてという。

 捜査関係者によると、神戸市兵庫区で車用品店を営む中国籍の林瑞勇(41)と従業員の木下英雄(48)の両容疑者は
千葉県内の20代の男女2人に部品を売り、車の不正改造を手助けした疑いがある。容疑を認めているという。
 県警は15日、車メーカーのエンブレム模倣品を付けた部品を販売目的で所持したなどとする商標法違反の疑いで2人を逮捕していた。