医師の診断書を偽造して仕事をズル休みし、その間の給与約1400万円を詐取したとして、警視庁多摩中央署が今月22日、東京都多摩市役所の元職員の男(53)を、有印私文書偽造・同行使と詐欺の容疑で東京地検立川支部に書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、男は障害福祉課などに勤務していた2011年6月〜15年3月の間、「抑うつ神経症」「頸椎けいつい捻挫」など、うその症状を記載した医師の診断書計約40通を偽造し、病気休暇と休職を繰り返した。この期間の給与約2300万円のうち、不正に欠勤した日の給与やボーナスなど総額約1400万円をだまし取った疑い。

 調べに対して容疑を認めているという。

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2017年11月27日 07時26分
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