2020年就活、説明会の会場不足…五輪で利用
2017年11月27日 09時08分
http://sp.yomiuri.co.jp/economy/20171127-OYT1T50003.html?from=ytop_main1

 2020年夏の東京五輪・パラリンピックに伴い、現在の大学1年生らの就職活動時期に大規模な会社説明会を開きにくくなる「就活の20年問題」が、経済界や大学で懸念されている。

 首都圏の主要なイベント施設が一時的に使えなくなるためだ。経済界はネットを利用した説明会の拡充や、採用活動の前倒しなどの対応策を検討し始めた。

 現在、経団連は企業の採用活動について会社説明会は「3月1日」、面接など選考は「6月1日」、内定は「10月1日」を解禁日としている。
このため、各就職情報会社は例年、3月1日以降、首都圏で最大級の展示面積(約9万5000平方メートル)を誇る東京ビッグサイト(東京都江東区)や、幕張メッセ(千葉市)を主な会場に合同会社説明会を開催している。
例えば、リクルートキャリアが今年3月1日に幕張メッセで開いた説明会には企業628社が出展し、大学3年生ら約3万人が訪れた。

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