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11月27日 18時08分

週明けの27日の東京外国為替市場は、アメリカの議会上院で始まる税制改革の審議の行方を見極めようと、積極的な取り引きが控えられ、円相場は小幅な値動きとなりました。

午後5時時点の円相場は、先週末と比べて5銭、円高ドル安の1ドル=111円36銭から37銭でした。また、ユーロに対しては、先週末と比べて83銭、円安ユーロ高の1ユーロ=132円82銭から86銭でした。ユーロは、ドルに対しては、1ユーロ=1.1927から28ドルでした。

市場関係者は、「トランプ政権がめざしている法人減税を柱とした税制改革の法案については、上院では、与党・共和党内にも慎重な意見があり、審議の行方を見極めたいという投資家が多い。また、ドイツで政権発足に向けた連立協議が進展するかどうかにも注目が集まっている」と話しています。