0001みつを ★
2017/11/27(月) 19:06:53.82ID:CAP_USER911月27日 17時21分
資生堂は、スマートフォンで肌の状態を分析したうえで最も適した美容液を自動でつくる新たなシステムを開発し、今後、一人一人に合わせた化粧品の販売が広がるきっかけになるか注目されます。
資生堂は２７日、スマートフォンを活用して化粧品を自動で配合する家庭向けの装置を発表しました。
まず、スマートフォンで肌を撮影すると、専用のアプリが肌の水分量などを分析します。そのうえで気温、湿度、紫外線のデータも踏まえて最適な成分を自動で配合し、その日の肌の状態に最も合う美容液や乳液をつくりだす仕組みです。
資生堂では、来年春に試験的な販売を始めることにしていて開発を担当した川崎道文さんは「３０代、４０代の女性を中心に毎日の肌の変化に対応したいというニーズは高く、今後はさまざまな商品に広がる可能性がある」と話していました。
化粧品業界では、市場が成熟する中で自分に合った商品を求める消費者が増えているということで、今回の開発が一人一人に合わせた化粧品の販売が広がるきっかけになるのか注目されます。
パーソナライズする化粧品
化粧品業界では、顧客一人一人の肌のカウンセリングを行って、既製品の中から最適な化粧品を勧めるという販売手法が長年、続いています。
しかし、いま広がり始めている「パーソナライズ」は、既製品から選ぶのではなく、顧客に合わせて独自に配合した化粧品を販売する手法です。
資生堂のほか、アメリカ発祥のスキンケアブランド「キールズ」は、肌の状態に合わせて５種類の成分の中から２種類を選んで配合する美容液をことし９月に日本で発売しました。
また、アメリカでは、ネット上で自分の髪質のほか、求める効果や香りなどを選択すると、希望どおりの成分を配合したシャンプーとコンディショナーを作るというサービスも出ています。
デジタル化の加速で、蓄積した個人データをもとに、一人一人に合わせた製品やサービスが提供しやすくなっているだけに、今後、化粧品のほか、さまざまな分野で「パーソナライズ」の動きが広がりそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171127/K10011237051_1711271722_1711271730_01_02.jpg
