【パンデミックス】中国人の半数が「結核の保菌者」、抗生物質効かない耐性菌増加 【中国人の50%が保菌】

 3月24日は世界結核デー。かつては「死病」と恐れられた結核も、日本では死亡者が大幅に
減少したが、それでも年間2000人以上。


■抗生物質が効かない耐性菌も多く、中国日報によると、流行が爆発すれば、恐るべき事態になるという。

 中国工程院院士で、呼吸器感染症の権威とされる鐘南山氏によると、2000年の調査では、
体内で結核菌の活動が活性化している人は中国全国で450万人、保菌者は5.5億人との結論が出された。
人口の約半数が結核菌を持っており、一生のうちに発病する確率は10%と考えられる。

 一般的な治療法は、抗生物質4種を同時に使うことで、連続して6−8カ月使いつづければ、結核菌を完全に消滅させることができる。しかし最近では、抗生物質に耐性を持つ結核菌が増えている。

 中国政府・衛生部の陳竺部長によると、結核発病者中、耐性菌による患者の割合は8.32%で、患者数では世界で最も多いインドに匹敵する。

耐性菌による流行が爆発すれば、「その危険性は、エイズをはるかに上回る」という。




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