0001みつを ★
2017/11/29(水) 22:29:10.42ID:CAP_USER911月29日 17時44分
将棋駒の生産量日本一の山形県天童市は、ふるさと納税による寄付を活用して、世界的な工業デザイナーの協力を得て新しい飾り駒を制作し、29日、東京都内で初めて披露しました。
このプロジェクトは、将棋駒の伝統技術を守ろうと天童市出身の世界的な工業デザイナー奥山清行氏の協力を得て、市が進めてきました。
29日に東京都内で披露された新しい飾り駒は、縦およそ40センチ、横35センチの大きさで、木を曲げて形を作る地元企業の技術を使い「左馬」の文字が立体的に浮かび上がるデザインとなっています。
市はインターネットを通じて寄付を集める、クラウドファンディングの仕組みを活用したふるさと納税でプロジェクトにかかる資金への寄付を呼びかけ、ことし3月末までに目標を超える1000万円余りが集まりました。
デザインを手がけた奥山氏は「天童市の持つ技術を最大限に生かし、今風な印象の駒に仕上げました」と話していました。
天童市は、将棋駒の生産量で日本一を誇っていますが、職人の高齢化や後継者不足などが課題となっています。
天童市の山本信治市長は「市の予算だけでは難しい事業がふるさと納税で可能になったので大変感謝しています」と話していました。
天童市は早ければ来年度からこの飾り駒を市内で販売する予定で、ふるさと納税の返礼品にも加えることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171129/K10011240071_1711291802_1711291802_01_02.jpg