http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201711/CK2017113002000133.html
東レ子会社が製品検査データを改ざんしていた問題で、同社で社長と会長を歴任した経団連の榊原定征(さだゆき)会長(東レ相談役)は
二十九日、東京都内で記者団に対し「自分の膝元でこういう事態が発生したことを重く受け止めている。ざんきに堪えない」と述べた。

社長、会長の在任期間と改ざんの時期が重なっていることについては「(不正は)承知していなかった」とし、自身の責任について言及しなかった。

榊原氏は「経団連会長、東レ相談役として心からおわび申し上げる」と陳謝

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榊原氏は二〇〇二年六月から一五年六月まで社長と会長を歴任。東レ子会社での不正は〇八年四月から一六年七月まで行われた。