米国連大使「戦争になれば、北朝鮮政権は徹底的に破壊」


北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、国連安全保障理事会は29日午後(日本時間30日朝)、公開の緊急会合を米ニューヨークの国連本部で開いた。
米国のヘイリー国連大使は「(米国との)戦争になれば、間違いなく北朝鮮の政権は徹底的に破壊される」と強く警告し、制裁強化を各国に呼びかけた。

一方、ロシアは「軍事解決はありえない」と米国を牽制(けんせい)し、中国とともに対話を重視する姿勢を強調した。

ヘイリー氏は、北朝鮮の「独裁者」による新たなミサイル発射が「世界を戦争から遠ざけるのではなく近づけた」と強調。
「米国は今も戦争を求めていない」と前置きした上で、「戦争になれば、昨日我々が目撃した侵害行為(ミサイル発射)が理由だ」と述べ、
責任は北朝鮮側にあると主張した。
http://www.asahi.com/articles/ASKCZ2JPMKCZUHBI00D.html