被害額4億円超か「送りつけ詐欺」の疑い11人逮捕
12月1日 12時38分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171201/k10011242601000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
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健康食品の注文を受けたとうそを言って商品を送りつけ現金をだまし取るいわゆる「送りつけ商法」の手口で、85歳の女性などから現金をだまし取ったとして埼玉県の男ら11人が逮捕されました。
警察は、被害は全国で4億円以上にのぼると見て実態の解明を進めることにしています。
逮捕されたのは、埼玉県草加市に住む無職、金子和弘容疑者(51)ら合わせて11人です。

警察の調べによりますと、金子容疑者らは、去年12月からことし4月にかけて大阪・守口市に住む85歳の女性などに
「注文を受けていた商品ができました」などと、うその電話をかけて健康食品を送りつけ、現金およそ8万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。

こうした手口は「送りつけ商法」と呼ばれ、警察はことし7月、金子容疑者らが拠点にしていた埼玉県川口市のマンションの部屋などを捜索し、捜査を進めていました。

これまでの調べで、金子容疑者らは、全国の高齢者など1万人以上に健康食品を送りつけたと見られ、警察は、被害は4億円以上にのぼると見て、実態の解明を進めることにしています。