0001ばーど ★
2017/12/06(水) 08:15:44.95ID:CAP_USER9区によると、個人情報の流出は確認されていないというが、区内の五つの図書館でインターネット上で蔵書検索や本の予約ができず、利用者からは困惑の声も上がっている。
区によると、11月7日夜、図書館ホームページの利用者がアダルトサイトに誘導されるなどの事態が発生。システム運営会社が調査したところ、パスワードを手当たり次第に入力する「総当たり攻撃」を受け、プログラムが不正に書き換えられたことが判明した。
攻撃を受けたのはホームページを管理するシステムで、利用者情報を管理するシステムに被害はなく、個人情報の流出は確認されていないという。区は、ウイルス駆除などのため、11月8日以降、公開を停止した。
区によると、図書館のホームページのシステムを構築したのは約10年前で、来年3月にシステムを全面更新する予定だった。現時点でウイルス駆除は終わっているが、区は「同様の攻撃を受けた際に防御しきれない可能性がある」として、公開停止を継続し、調査会社に点検を依頼している。従来のページを復旧させるか、復旧せずに新ページに移行させるかは点検結果を待って判断するという。
千代田区には五つの区立図書館がある。中でも、区役所本庁舎に入る千代田図書館と、日比谷図書文化館は平日午後10時まで開館しており、近隣企業に勤める人など区外の利用者も多い。
現在、蔵書検索や本の予約は窓口や電話で受け付けているが、日比谷の図書館で毎月約10冊を借りるという埼玉県の会社員女性(44)は「スマートフォンで利用でき、返却日も知らせてもらえるなど便利なサービスも多い。早く元に戻してほしい」と話した。区にも「いつ復旧するのか」といった問い合わせが寄せられているという。
区文化振興課の担当者は「安全性をしっかり確認したい。利用者には申し訳ない」としている。
2017年12月06日 07時15分
YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171205-OYT1T50010.html