今回の判決で痛手を被ったのはNHKじゃん
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24325450W7A201C1X12000/

最高裁大法廷は6日、
NHKがテレビを確認し「受信契約を申し込んだ時点で自動的に契約が成立する」とのNHKの主張を退けた。
NHKは受信料の未払い者に対し、裁判で勝訴が確定して初めて受信料の支払い請求ができることになる。

NHKが重視していたのが、受信の契約締結時期だ。
NHKはテレビを確認し、契約の申込書を送った段階で契約成立だと主張した。

この点が認められれば、申込書を送ってこない未払い者に支払い督促をすることができたからだ。
いままでのように未払い者1人1人に対して訴訟をする必要がなく、手続きや費用を大幅に削減できる。

ただ、最高裁は、契約の締結はNHKの勝訴が確定した時点と判断した。
未払いの人に支払いを促す場合、訴訟が必要になり、支払率を上げるために訴訟が増える可能性がある。

NHKは支払い督促のような簡易な手段での支払率向上ができるお墨付きを最高裁からもらいたかったが、かなわなかった。