12年ぶりに黒潮大蛇行…首都圏の降雪に影響か
12/6(水) 18:54配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00050085-yom-soci

 日本の南岸を流れる暖流・黒潮が大きく迂回(うかい)する「黒潮大蛇行」について、海上保安庁は6日、11月上旬以降さらに約20キロ南下し、
1986〜88年、2004〜05年と並ぶ観測史上3番目の大蛇行になったと発表した。

 同庁によると、大蛇行は8月下旬、12年ぶりに発生。
11月29日から12月1日にかけて、測量船で海流を観測したところ、静岡県・伊豆半島南端の石廊崎(いろうざき)の南約370キロで黒潮を確認した。前回11月3日には約350キロ地点で観測されていた。

 大蛇行は1965年以降、今回を含め計6回観測されている。
大蛇行が南下するほど長期化する傾向がみられ、首都圏の降雪量増加や、漁場変化などの影響をもたらす可能性があるという。