仙台市消防局の男性消防士が後輩職員に暴行を繰り返し加えてけがをさせていたことが6日、分かった。男性は複数の職員に対し、日常的にパワハラをしていた。市消防局は同日付で男性を停職の懲戒処分にした。
 
関係者によると、男性消防士は日常的に後輩の体を執拗(しつよう)につねるなどの暴力を振るっていた。被害を受けた30代の消防士は体にあざができたという。
 
また、大勢の職員の前で、大声で「死ね」「使えないやつだ」「俺の力で辞めさせてやる」など、先輩の立場を利用して、退職を迫るなどのどう喝を繰り返していた。
 
市はパワハラの疑いがあるとみて、男性消防士らから事情を聴いていた。

配信2017年12月06日水曜日
河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171206_13058.html