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http://www.yomiuri.co.jp/national/20171207-OYT1T50087.html
血を流して倒れたスーツ姿の男性、近くに日本刀
2017年12月07日 22時43分

古くから続く下町の神社で7日夜、複数の人が被害に遭う事件が起きた。
東京都江東区の富岡八幡宮境内で複数の人が刃物で切りつけられ、
搬送された4人のうち一部は意識不明の重体という。

被害者の中には、女性宮司も含まれており、警視庁深川署は、詳しい状況を調べている。
現場は飲食店などが立ち並び、平日の夜でも人通りが絶えない地域。
叫び声を聞いた人らは、驚きを隠せない様子だった。

捜査関係者によると、現場は富岡八幡宮の境内。
近くには、血の付いた日本刀とサバイバルナイフが見つかった。

近所に住む女性会社員(35)は午後8時35分頃、富岡八幡宮の東側にあるスーパーの前で、
スーツ姿の男性が血を流してうつぶせで倒れているのを見た。
男性のスーツは右脇腹あたりから背中にかけて切られており、ズボンは血でぬれていたという。

女性は「近くにいた人が警察官に、『刀を持った女性が清澄白河駅方面に
向かって走って行くのを見た』と話していた」と語った。

近くに住む男性会社員(31)によると、同日午後8時15分頃、ジョギングするため自宅を出たところ、
富岡八幡宮の方向から、若い男の声で「おおっ」と大きなうめき声のような声が聞こえたという。
男性は「ただのけんかか何かだと思ってそのまま立ち去ったが、
しばらくして警察が来て大きな騒ぎになっていたのでびっくりした」と話した。

現場の近くに住む別の男性は「夜、救急車のサイレンの音で事件に気づいた。
由緒ある神社の近くでこんな事件が起きるなんて信じられない」と戸惑った様子で話した。

富岡八幡宮の境内も規制線が張られ、神社職員が慌ただしく動いていた。

近所に住む70歳代の女性は、「普段は静かな場所なのに、急にパトカーがたくさん来て驚いた。
亡くなってないといいのだけれど」と心配そうに話していた。