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12月9日 6時46分

フランス南東部のリヨンで、世界文化遺産にも登録されている美しい町並みを色とりどりの照明で照らし出す、世界最大規模の光のショー「光の祭典」が始まり、町は幻想的な雰囲気に包まれました。

「光の祭典」はフランスのリヨンで毎年この時期に行われているイベントで、最新の技術を使って色とりどりの照明で建物などを照らし出す世界最大規模の光のショーとして知られています。

イベントはおととし、直前にパリで起きた同時テロ事件の影響で中止になり、去年は日程が短縮されて行われましたが、ことしは警察が厳重な警戒にあたる中、従来どおりの4日間の日程で復活しました。

初日の7日、リヨン市内の各地では国内外のアーティストが手がけたおよそ50種類の光のアート作品が展示されました。

なかには教会の壁に立体的な模様が次々に映し出される作品や、色とりどりの花やちょうが暗闇から浮かび上がる作品などがあって、町は幻想的な雰囲気に包まれました。

訪れた女性は「光は私たちに生きる希望を与えてくれます。とても美しいです」と話していました。

リヨンの「光の祭典」は今月10日まで、毎晩行われます。

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