http://www.afpbb.com/articles/-/3154827?cx_module=latest_top

2017年12月9日 22:42 発信地:イスラエル
【12月9日 時事通信社】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは9日、イスラエル軍による空爆でハマス戦闘員2人が死亡したと明らかにした。パレスチナ保健省によると生後6カ月の男児を含む15人が負傷した。ガザから8日夜にロケット弾が3発発射され、イスラエル軍がハマスの拠点などに報復攻撃を加えた。

 トランプ米大統領が6日、エルサレムをイスラエルの首都として認めたことを受け、パレスチナ各地で緊張が続いている。

 AFP通信によれば、パレスチナ自治政府のアッバス議長の外交顧問は9日、「米国はエルサレムをめぐる決定であらゆるレッドライン(越えてはならない一線)を越えた」と指摘。議長は今月パレスチナを訪問予定のペンス米副大統領との会談に応じないと明かした。(c)時事通信社