https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171212-00200853-toyo-bus_all
新アプリ「日テレNEWS24」は何がスゴイのか

 日本テレビ放送網(日テレ)は12月11日、iOSおよびAndroid向けの新アプリ「日テレNEWS24」をリリースした。この新アプリは、テレビ報道の長所をそのままに、短所とも言える時間軸からの制約を取り払うことで、新たな価値を提供するというもの。実際にダウンロードして使ってみると、確かに従来の新聞報道やニュース集約サイトなどとは異なる特徴を体感できた。


 インターネットを活用したサービスと、テレビ放送の特徴を組み合わせ、さまざまなシステムを提案してきた日テレだが、その経験を活かした日テレNEWS24アプリは、テレビ報道のあり方、視聴スタイルを大きく変える転機になるかもしれない。

■スマホに最適化した報道専門チャンネル

 現在、民放キー局大手は報道専門チャンネルを運営している。日テレはCS放送で「日テレニュース24」を放送しており、TBSも「ニュースバード」を運営している。テレビ朝日も電波を用いた放送ではないが、サイバーエージェントとの合弁会社である「abemaTV」のAbemaPrimeを通じてニュースのネット配信を行っている。フジテレビはネットでテキスト記事、ライブ配信、動画を伝える「ホウドウキョク」を運営している。

 つまり24時間、常にニュースを配信し続ける報道チャンネルは存在しているともいえる。しかし、持っているからといって、24時間ニュースを観てもらえるのか? と言えばそうではない。なぜなら、チャンネルを合わせた瞬間に、自分が興味を持つニュースを配信しているとは限らないからだ。

 報道局サイバー戦略部長の宇佐美理氏は「ワンセグでモバイルでも映像が楽しめるようになれば、みんな観てくれる。そうした幻想もかつてはあった。しかし放送は時間軸を視聴者が自分でコントロールできない。移動中に映像から情報を取り込もうと思っても、興味のないコーナーを観せられるのは苦痛でしかない。今回のアプリでは、その苦痛を取り払うことを狙った」と話す。


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