【八重山日報】特攻隊遺書記録遺産申請で日本を「世界平和の敵」呼ばわりの中国。まさにブラックジョークだ[02/13]

■中国の幼稚なプロパガンダ外交〜八重山住民に失笑される(笑)

鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館を10日に訪れた。
沖縄戦の陸軍特攻隊員1036人の遺影が出撃戦死した順に展示されている。石垣島出身で、
陸軍特攻の第1号として故郷から出撃した24歳の伊舍堂用久中佐の遺影は最初に掲げられている

◆中佐が率いた誠第十七飛行隊の隊員たちの遺影を次々と見つけた。
いずれも石垣島から出撃した。絵が好きで、石垣島の風景を描いて台湾の知人に送ったという
24歳の芝崎茂大尉。柔和な笑顔が印象的だ。一見して「優しい人だ」と感じる

◆彼の辞世の句「身はたとい 夷艦(敵艦隊の意味)と共に砕くとも 魂魄(こんぱく)永く皇国守らん」
も展示されている。芝崎大尉は伊舍堂中佐とともに敵艦隊に体当たりした

◆同市はユネスコに対し、会館に収蔵する特攻隊員の遺書などを世界記憶遺産への登録を申請した。
命の尊さを次世代に伝える貴重な資料である

◆会館を見学したちょうどその日、中国外務省の副報道局長が、同市の世界記憶遺産申請に対し
「戦後の国際秩序に対する挑戦だ。必ずや国際社会の反対にあうだろう」と非難した。
八重山を虎視眈々(こしたんたん)と狙う国が、日本を世界平和の敵呼ばわりする。
誰よりも八重山の住民に受けそうなブラックジョークだ。