12月13日 17時00分

秋田県潟上市の海岸に12日漂着しているのが見つかった木造船の船内から13日、2人の遺体が見つかりました。日本海の沿岸では北朝鮮から来たと見られる船の漂着が相次いでいて、警察や海上保安部では、身元の確認を進めるとともに、木造船の内部を調べています。

秋田県潟上市の海岸では12日午後2時半すぎ、木造船が転覆した状態で漂着しているのが見つかり警察や海上保安部が13日午後、船内を調べたところ、一部が白骨化した2人の遺体が見つかったということです。

漂着した船は長さが10メートルほどで、船体には数字が書かれていて、警察や海上保安部では、遺体の身元の確認を進めるとともに、木造船の内部を調べています。

また、13日午後1時半ごろ、秋田市浜田の海岸でも白骨化した男性の遺体が見つかりました。

警察によりますと、ズボンのポケットからハングルが書かれた紙が見つかったということです。

日本海側の沿岸では北朝鮮から来たと見られる木造船の漂着が相次いでいて、秋田県内では、13日も秋田市で2隻、男鹿市で1隻、漂着しているのが見つかっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/k10011257471000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002