0001みつを ★
2017/12/13(水) 17:25:56.22ID:CAP_USER912月13日 17時11分
都心での大災害に備えてドローンを活用して上空から避難者を誘導する実証実験が、東京・新宿の高層ビル街で行われました。
この実証実験は、新宿区と工学院大学、それに損害保険会社などでつくるグループが行いました。
新宿中央公園に関係者およそ５０人が集まり、夜間でも撮影できる赤外線カメラを搭載したドローンを許可を受けて飛行させ、撮影した映像が現地対策本部にリアルタイムで送られました。
そしてスピーカーを搭載した別のドローンを５０メートル、７５メートル、それに１００メートルの３段階の高度で飛ばして、高層ビル街にいる参加者に上空から音声で指示を出し、避難場所まで誘導していきました。
参加した男子学生は「音は少し聞きづらかったけれど、空からのほうが一度に多くの人に同じ指示が伝わってわかりやすかった」と話していました。
参加した損保保険ジャパン日本興亜の高橋良仁技術部長は「電波障害やビル風などの影響はあるが、ドローンは、災害時に都心でも大きな力になる。より高い安全性を確保し実用化に向けて検証を続けていきたい」と話していました。
避難活用のカギは安定飛行
災害現場で上空から被害の状況を把握するため、ドローンを活用する動きは徐々に広がっています。
今回の実証実験は、さらに多くの人が集まる都心ならではの特徴を考慮して、上空から音声で具体的な指示を出して避難誘導する点が加わっています。
高層ビルが建ち並ぶ都心では、多くの電波が飛び交うほか強いビル風が吹くケースもあり、ドローンを安定した状態で飛行させるのはより難しいということです。
このため今回実証実験を行ったグループは、今後開発メーカーなどと連携してドローンの性能の向上に向けた課題も検証することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/K10011257361_1712131625_1712131711_01_02.jpg
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