https://jp.sputniknews.com/opinion/201712134376608/

銃撃戦に爆発、流血や死体の山… 朝鮮民主主義人民共和国のアニメ「リスとハリネズミ」ではありとあらゆる場面に遭遇する。北朝鮮の最初の連続アニメプロジェクト作品であり、最も有名な北朝鮮アニメの一つとされている。北朝鮮では誰もが、後方撹乱を担う勇敢なリスたちの話を聞いたことがあるだろう。彼らは機転をきかせ、悪者イタチの計画をTNT爆薬で破壊するのだ。現代の北朝鮮の子どもたちが見ているアニメと、彼らが志すべき偉業として幼稚園のときから養育される内容に関し、スプートニクでは資料を入手した。

主体思想か死か

伝説的な「リスとハリネズミ」の試験的なシリーズは、1977から82年までの放送当時としては珍しくスパイ劇を含む戦争作品であった。「花の丘」の善き動物たちが好戦的なイタチとネズミからの攻撃に対抗し、シリーズ全編にわたって悪しき軍隊のイタチ司令官やオオカミ司令官との戦闘を繰り広げる。偵察兵であるリスたちの部隊は、特殊部隊のハリネズミとカモの飛行隊の支援を受け、追跡から逃れてイタチらによる秘密計画の情報を入手し、その攻撃の阻止に次々と成功していく。

説明するまでもなく、作品中の善良なリス、ハリネズミ、カモは北朝鮮国民を象徴しており、悪者のイタチ、オオカミ、テン、ネズミは米国とその「操り人形」の韓国の人々を指している。

第2シーズンでは、新たな登場人物などを加えてシリーズを若返らせようとしたものの、その試みはあまり上手くいかず、2012年の第32シリーズで制作は打ち切られた。

忌まわしいヤンキー

それでも今なお「リスとハリネズミ」の主役は最も有名なアニメキャラクターの一つとされており、子どもたちも幼稚園のときから親しんでいる。戦闘を題材に暑かったこのアニメシリーズはとうてい子ども向けと呼ぶわけにはいかないが、半世紀以上にわたり米国との終わりなき戦争状態にある北朝鮮にとっては、これら多くの戦闘場面は理解可能で受け入れられるものなのだろう。敵はもっと残酷で、平和な祖国を常に抑圧し挙句には完全に殲滅しようとさえする計画を練っているのだから。

全文はURL先で
http://img.youtube.com/vi/HuXJBJWR36Y/0.jpg
http://jp.sputniknews.com/images/437/66/4376631.jpg

色物ニュースです
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1513085813/1-3