http://www.sankei.com/smp/west/news/171214/wst1712140039-s1.html

 航空自衛隊は14日、20日以上の無断欠勤をしたとして、航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)の40代の男性1等空曹を、射撃訓練中に無断で射場から銃弾を持ち出したとして、同基地の29歳の男性空士長をそれぞれ懲戒免職にした。


 同基地によると、1等空曹は8月30日から無断欠勤し、11月19日に警察に保護されるまで所在不明となり、空士長は3月30日の射撃訓練中、銃弾10発を射場の外に持ち出し、基地内の茂みに投げ入れるなどしたとしている。

 1等空曹は「月末の業務ができておらず、出勤したくなくなった」、空士長は「日頃の鬱憤を晴らすため、衝動的にやった」と説明している。

 基地司令の平元和哉空将補は「誠に遺憾で、指導を徹底し再発防止に努める」とのコメントを出した。