2020年東京五輪をめぐり、超党派のスポーツ議員連盟(会長・麻生太郎副総理兼財務相)が開会式の前日や閉会式の翌日を祝日にする検討に入ったことが分かった。

 同議連幹事長の遠藤利明元五輪担当相が15日に衆院議員会館で開かれた総会で報告した。来年の通常国会に議員立法で関連法案を提出、成立を図る意向だ。

 議連は既に開会式の7月24日を祝日とすることを決めている。各国の要人や選手団の移動を円滑化するとともに、警備しやすい環境を整えるのが狙い。来日や離日が重なる開会式前日や閉会式翌日(8月10日)にも同様の措置が必要と判断した。

 ただ、年間16日ある祝日を増やすことには、経済活動を縮小させ好ましくないとの意見が根強い。そのため、既存の祝日を20年だけ振り替える案が浮上している。具体的には7月20日の「海の日」を同23日、10月12日の「体育の日」を7月24日、8月11日の「山の日」を同10日とする方向だ。 

yahooニュース(時事ドットコムニュース) 2017 12/15(金) 18:34
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