http://www.asahi.com/articles/ASKDJ5W1KKDJPLFA004.html

 電子部品商社の黒田電気(東証1部)は16日、アジア系投資ファンドMBKパートナーズによる株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。MBK側は22日付で黒田電気の発行済み株式数の68・31%(議決権ベース)を持つ筆頭株主となる。黒田電気は上場廃止となる見通しだ。

 旧村上ファンド系の株主が黒田電気の株式の37%を握っていたが、TOBには応じる意向を示していた。黒田はシャープとの液晶関連の取引を失い業績が低迷しており、MBK傘下で再建をめざす。