宮城県登米郡内の公立中学校で昨年12月、昼休み中に体育館で遊んでいた
中学3年の男子生徒(当時15)が「罰ゲーム」として友人から肛門(こうもん)に鉄の棒を差し込まれ、
大けがを負ったとして、宮城県警は20日、罰ゲームで中心的な役割を担った
中学3年の男子生徒=当時=7人を傷害の疑いで、体育館を巡視していた教師を
業務上過失傷害の疑いで仙台地検古川支部に書類送検した。

学校によると、生徒は昨年12月の昼休み、同学年の友人ら10人と体育館のステージ付近で
バドミントンをしていた。羽根を落とすと罰ゲームとして、バスケットボールのゴールを
上げ下ろしする際に使う、先がかぎ状に曲がった鉄の棒(長さ約1.6メートル、直径約1センチ)を
友人らが尻にあて、回して遊んでいたという。

けがをした生徒は約2カ月間入院した上、人工肛門での生活を強いられた…