業務用のコンプレッサー(空気圧縮機)で同僚の体内に空気を注入する暴行を加え、死亡させたとして、
埼玉県警杉戸署は17日、同県加須市旗井2、産廃処理会社社員、神崎利宏(47)と千葉県松戸市日暮4、
同、ビヤビセンシオ・ナカモト・トミー・ジョエル(36)=ペルー国籍=の両容疑者を傷害致死容疑で逮捕した。

逮捕容疑は16日正午ごろ、埼玉県杉戸町本郷の同社敷地内で、同僚の小口義之さん(44)=春日部市
小渕=を押さえつけて作業着の上からコンプレッサーのノズルを股間にあて、尻から体内に空気を注入し
死亡させたとしている。2人は容疑を認めているといい、同署は悪ふざけでやったとみて調べている。

同署によると、2人は小口さんが苦しそうな様子だったため春日部市内の病院に搬送したが、16日
午後7時20分に死亡が確認された。司法解剖して死因を調べる。

コンプレッサーは空気を排出し、産廃を分別する機械に付着したごみなどを取る用途で使われるが、
同社では作業着に付着したちりやほこりを払うためにも使用していたという。
https://mainichi.jp/articles/20171218/k00/00m/040/009000c