北九州市八幡東区のテーマパーク「スペースワールド」は、今月末の営業で27年間の歴史にピリオドを打つ。

 名残を惜しむ来園者でにぎわう一方、跡地活用の具体像は見えておらず、閉園後に向けて、関係者の期待と不安が交錯している。

 ◆鉄都再興のシンボル

 閉園まで残り2週間となった17日。雪がちらつく園内では来園者が行列を作り、「230分待ち」のアトラクションも出た。親戚らと6人で訪れた大分県日出町の会社員(38)は「子どもの頃から来ていたので、閉園は残念」と語った。

 スペースワールドは1990年4月、新日本製鉄(現・新日鉄住金)を中心とした第3セクターが、八幡製鉄所の遊休地に開業。「鉄冷え」からの再興を目指す「鉄都・北九州」のシンボルとなった。

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2017年12月19日 17時22分
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