現在我が国では備蓄用の天然痘ワクチン(種痘、LC16m8株)の再生産が決定され、
2001年度から厚労省が備蓄を進めており、2002年3月時点で250万人分を備蓄している。
患者発生が見られた場合に、その周辺等にワクチン接種(リング・ワクチネーション)を行う可能性はある。
過去にワクチン接種を受けた人は、もし罹患し発症しても軽症と推測されるが、約3%は死亡する。