【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は21日、北朝鮮軍から下級兵士1人が韓国に亡命したと発表した。同日午前8時4分ごろ、最前線・中西部戦線の非武装地帯にある韓国軍見張り所に向かってきたという。銃撃などはなかった。

 当時、霧が濃かったが、軍は見張り所の兵や監視装備により亡命者を識別し、身柄を安全に確保した。関係機関で亡命の動機や経緯を調べる予定だ。

 北朝鮮軍からの亡命は、11月13日に南北軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)で兵士1人が北朝鮮軍から追われ銃撃を受けながら亡命して以来。

 北朝鮮軍人の韓国亡命は今年4人となった。北朝鮮住民を合わせると9件の計15人。

2017/12/21 10:37
聯合ニュース
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