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2017年12月22日 16:26 発信地:中国
【12月22日 時事通信社】中国で共産党員や公務員らがクリスマス関連の行事に参加することを禁止する動きが広がっている。西洋による「文化侵略」への対抗が理由だが、「季節の行事を楽しみたい」という反発も出ている。

 22日付の共産党機関紙・人民日報系の環球時報英語版によると、湖南省衡陽市公安局は14日付の通知で、党員や公務員に「西洋の祝祭のまん延に抵抗する」ことを呼び掛け、家族も含めクリスマスの祝賀行事に参加しないよう求めた。通知は、クリスマスの飾りのために雪の模造品を作ったり売ったりした者に対し高額の罰金を科す方針も示した。

 「クリスマス禁止」の指示は大学などでも出ているという。共産党は党員が宗教を信仰することを認めていない。特にキリスト教は西側の価値観を代表するものとして警戒を強めている。(c)時事通信社