米国の和平案受け入れず=「国家」承認求める―パレスチナ議長
12/22(金) 22:52配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171222-00000164-jij-m_est

 【エルサレム時事】AFP通信などによると、パレスチナ自治政府のアッバス議長は22日、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と承認したことを受け、「米国のいかなる(パレスチナ)和平案も受け入れるつもりはない」と述べた。

 マクロン仏大統領とパリで会談後、共同記者会見で語った。

 アッバス氏は「米国はもはや和平プロセスで誠実な仲介者ではない」と強調。イスラエルと将来のパレスチナ国家とが共存する「2国家解決」への道を閉ざさないためにも、より多くの国が「パレスチナ国家」を承認すべきだと訴えた。マクロン氏は2国家解決への支持を表明しつつも、国家承認は「適切な時期」に行うと述べるにとどめた。