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 防衛省は22日、陸上自衛隊が離島防衛のために使う水陸両用車「AAV7」について、納入時期が当初の11月末から最大で来年7月末まで半年程度遅れると発表した。

 AAV7は来年3月、陸自の相浦駐屯地(長崎県佐世保市)に設置する水陸機動団の移動用装備。防衛省が住友商事を介して米国BAEシステムズ社から輸入する形を取っている。

 今年11月末までに30両が納入される予定だったが、同社の下請け企業が火災に遭うなどして部品調達が間に合わないことが判明した。調整の結果、来年3月末に15両、同年7月末までに残り15両を納入することになった。

 今後の訓練は、すでに取得済みの6両を使うといい、防衛省関係者は「納入遅れの影響を最小限に抑えたい」と話している。

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