日光署は22日、栃木県内の40代の男性会社員が架空請求で約5500万円をだまし取られたと明らかにした。詐欺容疑で捜査している。

 同署によると、男性の携帯電話に11月16日、「電子承認通知に関して迅速な対応が求められております」などと書かれたショートメールが届いた。記載された連絡先に電話すると、「端末が使えなくなる。直せるが、邪魔する会社がある」「相手は財産を狙っている。銀行から全ての現金を下ろして」などと男に言われ、今月7日までの間、5回にわたり現金を宅配便で送ったり東京都内の公園でバイク便の男に手渡したりした。男と連絡が取れなくなり、県警に相談して被害に気付いた。

配信2017.12.24 09:39
産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/171224/afr1712240003-n1.html