2016年度に入学した私立大学生が年間で払った授業料の平均額は、15年度より1・1%増えて87万7735円となり、過去最高を更新した。576私大について調べた結果を文部科学省が26日、発表した。施設整備費や実験実習料を含めた「初年度納付金」は144万3967円だった。

 私立の306短大の年間授業料の平均は69万9512円。この数年は69万円台で、ほぼ横ばいとなっている。初年度納付金は126万8067円となった。

 また、文科省は同日、17年度の私立高校の年間授業料の平均が39万6313円だったと発表した。施設整備費なども合わせた初年度納付金は72万8280円だった。

配信2017年12月26日18時57分
朝日新聞デジタル
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